築68年
1956年12月
2025年2月
東京都世田谷区
8分
木造
地上2階建
64.12㎡
40.87㎡
元住宅→店舗・事務所併用住宅
個人
企画・運営管理:Japan.asset management/耐震診断:Tiida Associates/BIM設計:MAKE HOUSE/施工:Rrise/リーシング協力:三茶ワークカンパニー
かりあげ+0円リノベ
「築68年・再建築不可・借地権付き・検査済証なし」という難易度の高い空き家を、あきラボ事業者が家賃保証付きでマスターリースの上、オーナー様との共同投資でリノベーション。接道していない再建築不可の敷地であることから、構造部の補強検討やインフラ配管の更新などにより建物の長寿命化を図りつつ、従来の住む場所から事務所併用住宅・SOHOへと場を再定義しました。近隣事業者であるテナント様がDIYを施し、宿泊施設として利用されています。
相談・内見
提案・見積・契約
工事・募集
完成・見学会
引渡・入居
相談・内見
2024年3月
本件はオーナー様が親御様より相続した建物。引き継いだ財産を地域のために残したいと考えていましたが、再建築不可であることもあり長年悩まれていました。世田谷区の空き家相談を介してJamがご相談を受け、プロジェクトがスタートしました。

提案・見積・契約
2024年4〜6月
SAIKATSU「かりあげ+0円リノベ」をベースとした上で、将来ご自身で使うことを見越して長期での活用を前提とした計画か、暫定利用を前提とした短期での計画か、という2つの方向性でご提案をしました。オーナー様は、ご自身では住まわれないものの引き継ぎたい思いが強かったため、長期での計画を希望され、オーナー様とJamで共同投資をすることとなりました。
建物の用途は、従来の住宅から事務所併用住宅・SOHOへの変更を企画。本物件は借地でしたが、底地人との調整もJamが担当しました。底地人である財務省が協力的であったこと、改修スケジュールをうまく調整し、弊社が採択されていた空き家対策補助金を活用できたこと等、さまざまな条件がそろい、長期活用の投資をする後押しとなりました。
空き家の大規模改修については、2024年度時点では一般的に4号建築物に区分され、確認申請が不要なケースが多かったですが、2025年の建築基準法改正により一定条件以上の改修工事に関しては「新2号建築物」に区分される可能性があるため、慎重な調査と見積が求められました。
工事・募集
2024年12月
再建築不可の建物であることやオーナー様のご意向により、建物の長寿命化に重点を置き、耐震補強工事とインフラ配管の更新に費用をかけました。基礎補強や耐力壁の追加を行い、上部構造評点を1.17まで高めつつ、「大規模の修繕」「大規模の模様替え」に該当しない範囲での工事を実施しています。
内装工事はテナント様が自由にアレンジできるよう最低限に留め、DIYをしていただく余白として残すという方法で、賃貸物件としての魅力づくりとコスト削減を図りました。

並行して、工事内容の変更がきくタイミングで、地域ネットワークを通じたテナント募集を開始。地元でコミュニティ施設を運営している三茶ワークカンパニー(あきラボパートナー)と連携し、テナント候補者に工事着手前から建物を内見いただくなど、本プロジェクトへの共感度の高いテナント様を誘致することを目指しました。
結果的には近隣で宿泊事業を展開されている方から直接打診があり、工事着手前から協議を重ね、工事期間中に賃貸借契約を締結しました。ご希望を反映しながら工事内容を調整していったことで、竣工後のテナント様のスムーズな開業につながりました。
完成・見学会
2025年2月
あきラボ事業者による改修は2月に竣工。3月8日には、空き家活用プロジェクト「太子堂の家」竣工記念として、空き家活用セミナーと現地見学会が開催されました。オーナー様・テナント様がともに参加され、近隣住民の方々にもご来場いただきました。
▼セミナー・見学会の開催報告
https://aki-labo.jp/stories/report02/

引渡・入居
2025年4月
テナント様は、ご自身のイメージされている古民家テイストを作り上げるため、DIYを実施。既存の古い要素と家具などのモダンな要素を混ぜ合わせ、ユニークな宿泊施設として活用されています。外国人目線でのデザインと運用が強みとなり、高い稼働率を維持しているそうです。
▼テナント様インタビュー
https://aki-labo.jp/stories/interview02/



空き家を借り上げ、家賃保証。空き家オーナー負担0円からリフォーム・リノベーションを行い、資産価値が向上された家がまた戻ってくるしくみです。